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Design for Change: マイノリティのためのシステムデザイン× ストーリーテリング

Design for Change: マイノリティのためのシステムデザイン× ストーリーテリング



デザインとは、ビジュアルやプロダクトだけではなく、社会の仕組みそのものに働きかけ、個々の声を救う力を持っています。特に、これまで周縁化されてきたマイノリティに光を当て、その経験やニーズを中心に据えることで、新しいシステムや物語を形づくることができます。
Forbes 30 Under 30 に選出されたデザイナーのイネス・アイヤーと、元建築家のデザイナー、ロドリゴ・ヴェローゾ。二人は Studio Ayer を設立し、Human Centred Design(人間中心設計)の実践を通じて、多様な人々が安心して暮らせる社会の実現に取り組み続けています。
今回のトークでは、Studio Ayerがこれまでに取り組んできた3つのプロジェクトをご紹介します。

・BIPOC(“Black, Indigenous, and People of Colour”=黒人、先住民、有色人種)の母親たちが安心して出産を迎えられるよう支えるシステムデザイン
・ポルトガルの若者を民主主義に参加させるための新しいブランドアイデンティティ
・女の子たちがワンダーランドの世界でエンジニアリングを体験できる展示

これらの試みはすべて、マイノリティの視点を中心に据えたシステムデザイン × Human Centred Design × ストーリーテリング によって、社会課題を未来への希望へと変えていくものです。「デザインで未来を変えるためには?」ーイネスとロドリゴとの対談に是非ご参加ください。

■開催概要
日 時:2025年10月4日(土)10:00〜11:00
参加費:無料
会 場:オンライン配信

■登壇者
Inês Ayer(イネス・アイヤー)
Rodrigo Veloso(ロドリゴ・ヴェローゾ)
田中美帆
山川瑞貴

■登壇者プロフィール

Inês Ayer(イネス・アイヤー)
ポルトガル・アゾレス諸島生まれ。リスボン大学美術学部でコミュニケーションデザインを学んだ後、2019年にニューヨークを拠点とする独立系デザインスタジオ Studio Ayer を設立。これまでに12か国で80件以上のプロジェクトを手がける。主なコラボレーションに、Girls in Tech(コロンビア大学)、OFFF Academy(Adobe)、Próxima Geração(Apolitical Academy)、国連SDGsプラットフォーム など。タイでのボランティア活動やリスボンでの若手デザイナーのメンタリングなど、活動は大陸を越えて広がり、民主主義、公平性、気候正義をテーマに社会変革のためのデザイン実践を行っている。
Rodrigo Veloso(ロドリゴ・ヴェローゾ)
ポルトガル・リスボン生まれ。リスボン大学(IST)で建築学修士号を取得後、建築家として活動。その後、美術とデザインへと軸足を移し、絵画、イラストレーション、ビジュアルアイデンティティを横断する実践を展開。2022年より Studio Ayer にパートナーとして参加し、建築や美術のバックグラウンドを生かしてスタジオの領域を拡張している。二人は共に Studio Ayer として、グローバルでヒューマニストな視点からデザインとストーリーテリングに取り組み、創造性を文化的・社会的変革の原動力としている。

<LinkedIn>
Studio Ayer
https://www.linkedin.com/company/studio-ayer/
Inês Ayer
https://www.linkedin.com/in/inesayer/
Rodrigo Veloso
https://www.linkedin.com/in/rodrigoveloso-rv/


田中美帆(たなかみほ)
cocoroé ソーシャルデザイン・プロデューサー/多摩美術大学ソーシャルデザイン講師
Royal College of Art グラフィックデザイン修士号取得。2010年、株式会社cocoroé設立。人間中心視点・デザイン視点からの調査研究と、共感・対話・協業・意識変容を創造するコミュニケーション設計を組み合わせたソーシャルデザイン・プロデュースを行っている。特許庁「I-OPENプロジェクト」デザインサポーター(2021〜24年度)。世田谷区 持続可能な経済発展会議委員(2023〜24年度)大同工業株式会社 社外取締役(2025年〜現在)。多摩美術大学と東京科学大学エンジニアリング・デザイン・プロジェクトの非常勤講師、秋田公立美術大学 客員教授。

山川瑞貴(やまかわみずき)
cocoroé ソーシャルケアデザイナー
Royal College of Art(英国王立美術大学院)およびImperial College LondonにてMA/MScを取得。グラフィックデザインとエンジニアデザインの両方に精通している。英国と日本を繋ぐ架け橋として、ソーシャルケア分野で個人やコミュニティの生活にポジティブな影響を与えるプロジェクトの開発に取り組む。経済産業省主催のOPEN CARE PROJECT 2023において、OPEN IDEA部門で入賞。