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Design for an Ageing Society: 高齢化社会のためのインクルーシブデザイン

Design for an Ageing Society: 高齢化社会のためのインクルーシブデザイン



「インクルーシブデザイン」という概念の発祥地である英国・Helen Hamlyn Centre for Design(ヘレン・ハムリン・センター・フォー・デザイン)より、リサーチャーの Dr. Chris McGinley(クリス・マッギンレー) を迎え、これからの高齢化社会におけるデザインのあり方を探ります。

Helen Hamlyn Centre for Design は、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)に拠点を置き、社会の多様なニーズに応じたデザイン研究を行う英国の先駆的研究機関です。「すべての人にとってのデザイン(Inclusive Design)」の概念を発展させ、教育・産業・公共サービスなど幅広い分野での実践に取り組んでいます。特に Design Age プロジェクトでは、高齢者の生活体験やニーズをデザインに反映させ、年齢に関係なく誰もが自分らしく暮らせる製品・サービス・環境づくりに挑戦しています。

本トークでは、Helen Hamlyn Centre における最新の研究・実践を紹介しながら、「Later Life(高齢期の暮らし)」と「住まい」をテーマに、デザインが人々の生活をどのように支え、豊かにできるかを3つの視点から紐解きます。

* Insights: 高齢期における多様な暮らし方の理解
* Concepts: コミュニティのつながりを促し、対話を生み出すデザイン
* Guidelines: 高齢化社会に向けたデザインガイドラインの提案

Helen Hamlyn Centre の活動に根づく 「人を中心に据えたデザイン(Human-Centred Design)」 の思想を通じて、誰もが自分らしく年を重ねられる社会の実現を考えます。

■開催概要
日時 2025年12月4日(木)20:00〜21:00
会場 オンライン配信
https://zoom.us/j/96474092716
*zoomには画面オフ、ミュートでご参加ください。
*配信画面は収録させていただきます。
参加費 無料

■登壇者
Dr. Chris McGinley(クリス・マッギンレー)
田中美帆
山川瑞貴

■登壇者プロフィール

Dr. Chris McGinley(クリス・マッギンレー)
Senior Research Fellow at The Helen Hamlyn Centre for Design

ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)Helen Hamlyn Centre for Design(HHCD)のインクルーシブデザインの上級研究員。現在、同センターの「年齢と多様性(Age and Diversity)」研究領域と Design Age Institute の研究ユニットを率いている。

国内外の企業・公共機関・NPOなど、多様な組織の「年齢と多様性」に関するプロジェクトを統括し、主要研究者・デザイナーとして20年以上にわたり活動。インクルーシブデザイン、デザイン民族誌、創造性、共感を軸に、人を中心としたデザインの研究と実践を行っている。

彼の関わったプロジェクトは国際的に展示・商業化され、Design Museum の常設コレクションにも収蔵。RCA内外での部門横断的活動に加え、英国および国際的な学術機関、専門団体、政府機関で委員、査読者、客員講師、試験官としても活動する。国際会議での基調講演や、学術界・産業界・政府向けのワークショップ・エグゼクティブ教育も多数手がけている。 https://www.rca.ac.uk/more/staff/chris-mcginley/


田中美帆(たなかみほ)
cocoroé ソーシャルデザインプロデューサー/多摩美術大学ソーシャルデザイン講師

Royal College of Art グラフィックデザイン修士号取得。2010年、株式会社cocoroé設立。人間中心視点・デザイン視点からの調査研究と、共感・対話・協業・意識変容を創造するコミュニケーション設計を組み合わせたソーシャルデザイン・プロデュースを行っている。特許庁「I-OPENプロジェクト」デザインサポーター(2021〜24年度)。世田谷区 持続可能な経済発展会議委員(2023〜24年度)大同工業株式会社 社外取締役(2025年〜現在)。多摩美術大学と東京科学大学エンジニアリング・デザイン・プロジェクトの非常勤講師、秋田公立美術大学 客員教授。


山川瑞貴(やまかわみずき)
Royal College of Art(英国王立美術大学院)およびImperial College LondonにてMA/MScを取得。グラフィックデザインとエンジニアデザインの両方に精通している。英国と日本を繋ぐ架け橋として、ソーシャルケア分野で個人やコミュニティの生活にポジティブな影響を与えるプロジェクトの開発に取り組む。経済産業省主催のOPEN CARE PROJECT 2023において、OPEN IDEA部門で入賞。