26/2/5 REPORT : デザイン思考❷- デザインプロセス
第20回「JDPイナバデザインスクールトーキョー」を開講しました(江東区・リトルトーキョー)
- 更新日:2026.02.26
- タグ:JDPイナバデザインスクールトーキョー
前回に引き続き、清澄白河のリトルトーキョーさんにて開催。
デザイン思考を3 回に渡って深掘りする2 回目のテーマは、「デザインプロセス」。
稲波校長が新しく考えたプロセスを、参加者の皆さんと試してみる回となりました。
【レクチャー】
まずは、前回の「デザイン態度」の振り返りから。
観察することが、デザインする上でとにかく大事。
“観察は連想ゲーム” だという校長。
情報を探るときは自覚しないで、風呂敷を広げて、色々な状況を探っていき、探っていく中で、これ面白い!と思ったものは自覚して大事にする。観察の段階での視野の広さが、アウトプットの厚みに直結するといいます。これ調べて何になるだろうと思っても、淡々とやることがポイント。意味ないだろうと思って、結果意味があったと言う経験はたくさんあるそう。
また、いいデザインには自覚が大事。
自分の中の興味関心って取るに足らないものだ…って思ってしまうが、自分のその小さな声に、耳を傾けて、毎日水をやって育てることが大切だといいます。
次にデザインの歴史。
14 世紀に生まれた、デザインの語源であるデジナーレという言葉には、全体を見ながら全体をコントロールするという意味が含まれていたそう。
その後、18 世紀の産業革命で分業により、早く安く大量にものを生み出すためにデザインが使われることになったが、今はデジナーレ的な考えにまた移行しつつあるといいます。
1980 年代、ティム・ブラウンさんが提唱したプロセスをもとに、これまでイナバデザインスクールでも「デザイン思考」のレクチャーをしてきましたが、今回校長が新たに「デザイン的思考プロセス( 仮)」を考案。
校長がお仕事で関わっている具体的なメーカーさんを例に挙げ、ディスカッションをしながら、” 観察( 探索)、目的設定、意味付け/ 概念化、ひも付け、プロトタイピング、検証”の6 つのプロセスを紐解いていくも、なかなか難しい顔をされている参加者の皆さん。
デザイン態度で大事なのは、とにかくやってみようということで、本日のワークへ。
【ワーク】
校長が用意した目的設定から、” 意味付け” と” ひも付け” を具体的に考えてもらうワーク。
自分で目的設定する場合は、ある程度の許容範囲は広いんだけど、ある程度はそこに含まれてるという状況の方が使いやすいそう。
目的を設定して、どんな事業が生めそうかのアイデアが、10 個くらいすぐに出てくるかどうかが一つの判断基準になるといいます。
【発表】
何名かに発表をしてもらったところ、キーワードに対して、まず言葉を深掘りするところから始めた方や、行動やイメージされるキーワードから広げた方も。限られた時間の中でしたが、意味付けやひも付けの感覚を少し掴んでもらえたのではないでしょうか。
【感想】
- ワークをして実際に手を動かしてみないと分からないなと思った。
- 今までで一番難しくて質問まで至らなかった。目的設定とすり合わせるのが難しいなと思った。
- 自覚の中に内省が入ってきそう。そこも含めて自分にとっては一生の課題になりそう。
- 起業を考えていくプロセスと似ていて難しいなと。たくさん考えていくことで、人に自分のことをはっきり伝えられたり、考えたことやってみようと、次の行動に繋げられそう。
【アンケート】
「もやもや相談会」を通して、次にどのようなアクションを起こすか、実践しようと思ったことのアンケートをとらせてもらいました。一部ご紹介いたします。



